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NO14-5『若年性認知症は経済的にも困窮する、援助制度を研究』

 要介護度5 被介護者 夫64歳 特養入所中  介護者 妻64歳

今年2月、肺炎で3週間入院したことが、夫にとって大きな痛手でした。
体重が9kg余り減少し、現在も少しずつ痩せてきています。
退院後、食事の際に口をあけてくれないことが多く、体重を取り戻すことは容易ではありません。

私は、週に3回ほど、おやつの介助に通っています。
まず、好きな音楽をかけ、ひげを剃り、手や顔を拭き、
クリームを塗ってさっぱりしてから、手足のマッサージをします。

おやつの時には、頬、口の周り、首筋などをさすると、
だんだんに口が開くようになり飲み込みも早くなります。
「上手にたべたね」「よかったね」と、ほめまくります。   
おやつを食べ終わるころには、顔色も格段によくなって、
わたしは安心して家に帰ることができます。

若年性認知症は、発症年齢が若いだけに、家族にとって、
介護の苦労だけでなく、経済的な問題にも直面します。
夫が認知症と診断されてから7年、我が家がなんとか生活できたのも、
色々な支援のおかげだと思います。

57歳、診断された当時はすでに早期退職していて、無職でした。
59歳、障害者基礎年金2級を受給開始。
60歳 厚生年金報酬部分を受給できますが、1人1年金の原則にて、
    障害年金か、厚生年金のどちらか一方を選択。
    但し平成18年に「老齢年金の障害者特例制度」ができ、
本来ならば65歳から受給の定額部分をも、もらえるようになりました。
62歳 平成24年10月から「精神障害者保健福祉手帳1級」
所持者が「重度障害者医療助成制度」の対象に加えられました。
(一定の収入以下の条件あり)
62歳 介護保険 利用者負担軽減制度
62歳 生命保険の 高度障害保険料払い込み免除制度。
   この制度を知ったきっかけは、年に一回送られてくる「ご契約内容のお知らせ」
でした。
   このお知らせの中で、一番小さい字で印刷されている
所定の高度障害状態のときは、以後、保険料お払込免除のお取扱いをします。
という文言を見て、えー!そうなの?と驚き、保険会社に免除の申請をしました。

このように、夫が重症になるに連れて、支援が進み、
たいへんありがたく思っています。


夫は、退院して施設に戻った後も、吠えているかのように、大声を出していました。   
木野先生に診ていただいたあと、次第に穏やかになり、おかげさまで、今年初めて、
夫の笑顔を見ることができました。
ありがとうございました。   

ほほえみの会の皆さん、いつも、お会いできるのを楽しみにしています。