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NO9-3 夫婦の朝の会話は義母の容態から

 被介護者 義母 90歳   介護者 嫁46歳  

義母は昨年11月1日に90歳を迎えました。 平成13年の4月に胃ろうを造って経管栄養になりました。 寝たきりの状態で、相変わらず痰の吸引は一日中気が抜けない介護ですが、今は体調を崩す事無く過ごしています。 ただ、以前より手足も細くなり顔も一回り小さくなったようです。

毎日私達夫婦の会話は朝食を食べながら「夕べ痰は多かった?」と夜中の吸引を引き受けてくれている夫に義母の状態を尋ねる事から始まります。

そして、夫婦二人の夕食もテレビの旅番組など観ながら「あ?、あそこ行ったね。」と話しながら「そういえば、ホテルでおばあちゃんが迷子になって・・・」なんて思い出すことは息子の事よりおばあちゃんの話題が出てしまう。

私達夫婦はどうやら義母の介護でどうにか繋がっているらしい。 今日に至るまでは、お互い意見が合わず何度も衝突してきました。 相手を思いやる余裕もなかったけれど22年もこうしてなんとかやっているのは、一人息子と義母の存在が大きいと思う。

義母を見ていると会話もなくただベットに横たわっているだけですが自分の世話をさせる事で未熟な嫁を鍛えようと企んだように思えてしまう。

そのお陰で私達夫婦は、ほほえみの仲間に励まされ、姉達の気遣いに元気を貰って頑張ってくる事が出来ました。 これからも、義母見守りながら、そして家族が気持ちよく過ごせるように気負わずにやって行きたいと思っています。