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NO9-6 過保護は夫をだめにする 

 被介護者 夫 59歳     介護者 妻 59歳

ほほえみの会に入会させていただいて丸二年がたちました。 今年1月から障害者基礎年金を受給できるようになり大変助かりました。 若年性アルツハイマーの夫は最近言葉が出にくくなりました。 カラオケも「つまらないから行かない。」漢字、計算ドリルも「もうやらない。」 と拒否します。

たしかに、カラオケの速い曲にはついてゆけないし、ドリルも小学校5年生レベルの漢字どころか ひらがなさえも書けなくなりました。 ウォーキングだけは毎日楽しそうに出かけていきます。 家の掃除、ペットと花の世話は昔から夫の仕事。 その他の家事についても「俺がやろうか?」と積極的な時もあり なんでも巻き込んで手伝ってもらいます。

「ありがとう。すごく助かったよ。」のお礼の一言も忘れずに!  朝はクラシックや軽音楽を聴き、そのあとはラジオをかけています。 自転車で狩野川や海辺にも出かけます。ラジオは脳によいそうです。 自転車もまあまあ、特に身に危険を感じた瞬間がいいそうですが。

 夫が最も興味を示し好きなのは、やはりそこにいる人々です。 親切にしてくれた店員さん、公園にいる子供たち、仕事をしていた頃の見知りの女性、パン屋やクリーニング屋のご主人。

毎月、クリニックの帰り道、テレビのとびっきり食道で紹介された居酒屋のランチを食べに行くのですが、夫は店員さんのまねをするんです。

三島の白滝公園で郷土研究家の方と知り合い三島の歴史をいろいろ教えていただき、ご自宅でお茶までご馳走になりました。 おもしろかったエピソードは何回も話題に引っ張り出して回想するのも、頭によいことでしょう。 できるだけ人がいる場所へ二人で行きたいと思っています。

過保護の妻は夫をだめにする・・・。 今までの反省をふまえ、あえて気が利かない妻になります。 できることは何でもやってもらいます。 ときどきは私ひとりで静岡にも出かけます。 帰ってみると、夫は一人でもちゃんと拭き掃除までこなしているのです。 私がいない時のほうが考えて行動しているのかもしれません。

今のところ、困った周辺行動はありませんが、今後進行していく過程で何が起こるか考えると眠れなくなります。 困ったときは、先生、ほほえみの会の皆さん、よきアドバイスをお願いいたします。  規則正しい生活を心がけ、1日1日を大切に過ごしたいと思います。