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NO13-6『介護スタッフからも受入れ拒否される夫の特異な症状』


被介護者 夫 71歳 介護度2       介護者 妻


ほほえみの会2年目になります。
夫の認知症状が現れ始めて約16年、前頭側頭型認知症と診断が下って
4年ほどになります。
主症状は硬い物を連打したり、両手でパンパン叩き続けることです。
その行為が、周囲の方々に不快感を与え、ご迷惑をおかけすることと、
この認知症の症状の患者様がこの辺りにはいないらしいことが、
介護に精通しているはずの方にも理解されないことが、苦しいことです。

8月に4回目の介護保険認定調査がありましたが、審査会の判定は
要介護度1でした。
理解して頂けなかったのです。

そこで、先生とも相談し区分変更の申請をしました。
10月の末に訪問調査を受け、その結果、要介護度基準時間は8月のものとは
それほど変わらないものの、要介護度2と判定されました。
今度は理解されたのだと思います。

先生やデイサービス事業所の方々のおかげと思っています。
ありがとうございました。

これからも夫の症状が少しでも軽減するための介護の工夫を続けて行きたいと
思っています。

これを読んだ方で、夫と同じような症状の患者様をご存知の方は、ご本人様や
ご家族様の了承を得て、『ほほえみの会』にご一報下さい。